引き込まれる世界観|千の刃濤、桃花染の皇姫 感想
初めに
※ネタバレはなるべく控えましたがもしかしたら人によってはネタバレと感じることがあるかもしれません予めご了承ください。
たった今メインヒロインの宮国 朱璃ルート、いやこのゲームの本来のストーリーが終わったところだが、久しぶりに本当に想像以上に感動した。普通に涙出てた。
この感動が冷めないうちにここに自分の気持ちを書いておこうと思う。
個人的な感想
僕は以前穢翼のユースティアをプレイして衝撃を受けた。完成された世界観と丁寧な伏線回収、怒涛の展開に夢中になりながらモニターにしがみつき夜通しプレイしていた。そしてプレイ中の興奮とゲームが終わった時の虚しさは今でも思い出として残っている。
ユースティア以外にも、いや、ゲーム以外にも、何かに感動し心が動く瞬間というのは自分を忘れてただただ感情に身を任せる心地よさと何とも言えない高揚感があり忘れられない思い出となる。
そして千の刃濤、桃花染の皇姫には最初はそこまで期待していなかった。「ユースティアが売れたから同じようなシリアス系のファンタジー作品を出した」そんな印象だった。ネットの評価も「悪くないがユースティアには劣る」そんなレビューが多い印象だった。
しかし僕はこのゲームをプレイして思う。このゲームはユースティアに劣らないむしろ負けない。プレイヤーを感動させ何かを心に残してくれる名作だと確信した。
レビューなどでよく見るコメントとして、話の辻褄が合わないだの、このキャラクターが全然生きていないだの、ご都合主義だの、主人公モテすぎなど言われてもそんなことは関係ない。ただこのゲームをプレイして僕は感動して涙が出てきた、それだけなのだ。
このゲームにはプレイ中にプレイヤーをゲームの世界に引き込み、作中の登場人物に共感、同調させる力があったと僕は感じた。
まあともかく千の刃濤、桃花染の皇姫が僕の中の新しい名作になったことはわかっていただけたと思う。
僕自身も少し冷静になってきた、ここら辺でプレイ中に感じたこの作品の特徴を書いてみる。あくまで僕の感想であるので違うように感じる方がいるのもご了承願いたい。
特徴
派手な雰囲気とカオスな時代背景
まず感じたことは今までのオーガスト作品と比べてCGの雰囲気が派手、特に色遣いがいらびやかな印象だった。これまでのオーガスト作品は学園物を主に取り扱っていたからだと思うが、服や背景などのCGの色遣いはギラギラさせず、しっとりとした印象のものが多かった。
しかし今作はまるで弥生時代のように卑弥呼みたいな恰好をする皇族とドイツの軍服みたいな物を着た現代兵器の武装集団がいると言うなかなかカオスな世界観だ、そしてこの新しいCGの派手な雰囲気とカオスな時代背景はユースティアとは異なるオーガストさんの全く新しい作品への挑戦だと僕は感じた。
シナリオが単純に熱い
これは言葉の通りでシナリオが非常に熱い、もし僕が中学生の時にこのゲームをプレイしていたならば確実に武人になって刀と思わしき傘を振るっていたと思う。
派手なエフェクトや非常に凝った演出からの戦闘シーンの興奮は今までのエロゲにはなかったものだ。(あとやっぱ男なら刀とか兵器とかでドンパチするの嫌いな奴はいないよなぁ!)
生きているキャラクターたち
これは僕が考えるオーガストさんの特徴なのだが、シナリオという一つの話の中でキャラクターたちが動くのではなく生きているように感じるのだ。そしてエロゲはキャラクターを好きになればなるほどシナリオが引き立ちより自分を物語の世界に没頭させることができる。
キャラクター一人一人の特徴を明確にし、それに基づいた、行動、考え方、感情の移ろい方などが恐ろしいほど自然にできているのはオーガストという熟練メーカーの経験と作りこみによる賜物だと思う。
まとめ
僕はこのゲームで泣いたとあるが、それがなぜなのかレビューを書いていて分かった。
僕はこのゲームに登場するすべてのキャラクターたちが好きになっていたのだ。主人公もヒロインも悪役も全員が好きになっていた。
それぞれが自分の中の信念や守るべきものを信じ、武人となって忠義のため戦うさまは人としてうらやましく美しい精神だと思う。
そして宮国 朱璃が己の忠義がゆえに桃の花びらを散らすシーンをみて、僕は達成感、哀愁、虚無感、喜び、、、様々な感情が渦巻いて....気が付いたら画面の前で泣いていたのだ。
これを読んでいただいて方でまだ『千の刃濤、桃花染の皇姫』をプレイしたことがないすべての人に言いたい、、
プレイしよう。そして泣こう。
色褪せない名作|CROSS†CHANNEL 感想
ゲーム概要
CROSS†CHANNELと言えばエロゲーをプレイしている人のほとんどが知っているであろう名作、金字塔と言われているほどの作品である。ただ最初の発売が2003年のものでありこれを書いている2018年から15年も前の作品でもある。そんな古いゲームでもps vitaに移植されたり何回もリメイクされていたりといまだ朽ちることのない名作として扱われているのが伺えたりもする。
まあそんな感じに名作扱いされているならやりたくもなって「復刻版」を買ってプレイして見ました。
個人的な感想
ループ物の作品というよりはかなりメッセージ性が強い作品という印象です。また主に主人公のセリフの言い回しがかなり独特でギャグがかなり笑えました、特に「僕の可愛い二億匹の小さなワンダフルライフたち」は強烈な印象で忘れられねーですよ!
このゲームのシナリオは人の汚さ、世の中の悪意を濃密に移しつつも人間関係の大切さを説いている「かなり社会派のエロゲー」です。
最近、書店に行くとだいたい入り口付近にある流行っている本ランキングみたいな奴あるじゃないですか、その中に大体自己啓発本があって内容は人生の生き方みたいなハウツー本みたいなやつだと思うのですが、その中でも人間関係に関する本では「孤独」という単語が流行っている印象で、SNS等が流行って他者とかかわっていない時間がほとんどない現代で人間関係が苦手で苦しんでいる人や孤独を望んでいる人が生きずらくなっているのかなっと思います。
CROSS†CHANNELでは登場人物が全員世の中の異常者で人間関係がうまくできなく苦しんでいる人たちです。そんな不器用な人達にスポットライトをあてて他者とは自分ににどのような影響を及ぼしているのかを示してくれているゲームだと思いました。
悪いと思うとこ
ただ古いせいなのか音声の収録環境が悪いせいなのか声の音質が悪かったり、絵の癖が強いなどまあ古いから仕方はないのですがそこが残念でしたね。僕は復刻版を買ったのですが購入を検討している人は最新版の「CROSS†CHANNEL final complete」を買うことをお勧めします。
まとめ
結局名作なのかどうなのかって話なのですが正直期待していたほどのゲームではありませんでした。期待値がでかすぎたってのもあるんですが、最初の日常シーンは退屈でしたし、ループするという特性上同じテキストを何回も読むはめになるので飽きやすかったです。
ですが最後までプレイしてよかったなとも思います、なんていうかEDを迎えた後の心の静けさっていうんですかね...なんかしんみりできるんですよ(語彙不足)世の中つれーなみたいな、孤独大好き人間だけど自分は人間だから一人では生きていけなくて誰かとの繋がりの中で生きているんだな~みたいなことも思っちゃう。そんな感じで「とりあえず生きるかー」って思わせてくれた作品でした。
人間関係って、自分で思ってるより大切なんじゃないかなって思う。
他人からの影響が、自分を作るんだって。
俺はそれを実感しちゃうんだけど、キミはどうかな?
一人で生きていけるならいいんだけど……そういう強さがあるなら。
けどたいていのヤツって、弱いと思うから。
俺もね。ホントに一人になったら、絶対壊れると思うんだよ。
悪意ばっかりの世界だけどさ。
だいたい悪意なんだけどさ……そんでも、誰かいるわ。
自分以外の誰かが。
昔ながらの王道学園もの|大図書館の羊飼い 感想
「
プレイ後感想
結論から申し上げますとめっちゃ面白かったです
私がこのゲームをプレイする前の印象は「どうせ主人公がイケメンの王道学園もので、ぶっちゃけただの萌えゲー」みたいな感じでそこまで期待はしていませんでした。
じゃあなんで買ったのかって言いますとパッケージのつぐみちゃんに釣られました(真顔)。あとはオーガスト(べっかんこう)さんのムチムチで抱き心地良さそうな絵が好きだからです。
そんな期待値ほぼ0の状態で始めたのですが、数時間後にはすでに図書部の活動でイキイキしているキャラに引き込まれている自分がいました。
このゲームは確かに王道でただの萌えゲーとも言えると思います。ですがこのゲームは登場人物が抱える人間関係の悩みを非常に丁寧に描写しており、図書部をただの仲良し集団ではなく「現実に近い距離間の友人グループ」だと感じることができます。
あくまでもエロゲーであるので主人公の異常なモテ方とかは現実のげすらないのですが図書部員たちの人間関係と距離間、居心地の良い雰囲気は非常に丁寧に作られているのでキャラクターというか図書部に愛着がわく感じです。
図書部のメンバーによる掛け合いや漫才も大変面白く賑やかな雰囲気が画面越しに伝わってくるようで、ずっとニヤニヤしていました。
ゲーム概要
システムも非常に快適で、高速スキップや選択肢スキップ、マウスジェスチャーも搭載して更に設定画面のUIも見やすく文句が無いですね。流石オーガストといったところ。
グラフィックは発売時期から考えると仕方ないのですが1920×1080に対応してい無いのが残念でした。1280×720もまあそこそこ綺麗なんですけどフルHDになれるとどうしても見劣りしてしまいます。
シナリオは図書部の活動を通してヒロインと仲良くなる普通のルートと主人公が羊飼いとかかわっていくルートの大きく二通あって大変ボリューミーでした。ヒロイン一人につき2ルートあるってわかったときはビックリしました。
普通のルートでは佳奈すけと御園、玉藻とつぐみの三角関係が出てきて三角関係が苦手の私は心が痛かった。心理描写がしっかりとしている中で三角関係ぶっこんで来るからドロドロさも倍率ドンですよ。
羊飼いルートでは主人公が人との距離を詰められなくなった理由が語られるのですが、非常にいい話でした。あまり熱くないクールキャラの主人公が自分を見せて心から言葉を出す様子は非常に感動と共感ができて面白かったです。
ヒロインたちはメイン5人サブ3人の計8人となかなかの多さで多岐川さん以外攻略できるようになっていました。ちなみに
僕が一番好きなヒロインは白崎つぐみちゃんです!!
正直嬉野さんや佳奈すけもすごく好きなんですけど、つぐみちゃんの上目遣いと甘えるときの言葉はマジで萌え死ぬ。まさに大天使ツグミエル
まとめ
おすすめできる人:良質な萌えゲー、雰囲気がいい作品、ニヤニヤしたい方
プレイしていてやっぱりオーガストの作品はクオリティ高いなあって思います。システムもCGもシナリオも音楽も作りこみが凄いんですよね。真剣に「ゲーム」をつくっているんだなって感じます。
音楽に関してなのですが羊飼いの限定版についてきたJAZZアレンジCDがかなり本格的なJAZZアレンジに仕上がっていて凄く聞きやすくて落ち着くいいアルバムなので一度聞いてみて下さい。
購入を検討中の方へ
大図書館の羊飼いにはFD(ファンディスク)が2つあるためどれを購入してよいのか迷うと思います。
FDは『大図書館の羊飼い〜放課後しっぽデイズ〜』が登場人物もすべて違う外伝、スピンオフとなっており、『大図書館の羊飼い -Dreaming Sheep-』が「放課後しっぽデイズ」と含めた大図書館の羊飼いすべてのキャラのアフターとなっています。
本編を購入したい方はダウンロードの場合は下のDMM様で独占配信しているため下のリンク先で購入していただければよいかと思います。
8,424円
FDはこちら↓
1,296円
6,372円
善悪相殺 装甲悪鬼村正 感想
プレイ後の感想
プレイ後はいろいろ感じるものがあったのですが、まず感じたことは本当に長かったっていうことですね。
プレイ時間多分50時間は超えてますよ....フルプライズのゲーム2,3本のボリュームとかヤバすぎるでしょ。でもプレイ中は次の展開が気になりすぎて時間を忘れてのめり込むようにプレイしていました。長編特有の「飽き」を感じさせない話の展開は流石「魂の作品」と言われているだけあると思います。
僕がこのゲームが凄くて長いと考えられるのはキャラ一人一人の過去をキッチリと書いていてそのキャラの信念や行動理念を読み手に分かるようにしているせいからだと思います。
普通は誰かが悪者で正義がこれを倒してめでたしめでたしなのですが、このゲームは悪者サイドの正義も綿密に書いていることによって、お互いがお互いの正義の戦いをしていることが分かります。そしてプレイヤーの共感できる正義によって話の見方や考え方が変わりその考え方に別の視点を与えられるので自分の考えに新しい価値観を持つことが出来ると思いました。
善悪相殺
1人の善は1人の悪であり1人の悪は1人の善であり、善を持って1人の悪を殺してもそれは他人の善であり、正義を殺しているのは悪である。善を持って悪を殺すのが正義なら正義は悪でありそれは狂気なのである。なので争いをなくするには自分の正義で悪を殺すなら自分の正義を持って愛するものを殺さなくてはいけない。
頭ではわかるのですが正直どうしようもない現実、でもそれが争いをなくすためのものであることを理解して苦悩し立ち向かう主人公の心情の変化が面白かったです。
それでも正義はあると言う一条やそれでも復習しなければならない大鳥大尉は感情移入しやすかったと思います。
この「それでも」っていう現実に抗うわがままが凄い人間臭くて凄くよくて心理は確かに善悪相殺なのかもしれないけど自分の正義を信じて行動する人物は輝いていて嫌いになれませんでした。
好きなシーン
全ての使命を終えて善悪相殺の掟で殺してきた人の責任を正面から受け止め主人公は生きる意味や価値を見失うのですが、村正とのエ〇チにより自分が価値がなくて生きる意味もないとか言いつつ快楽に耽溺している自分自身に絶望し受け入れます。
僕はこの一見すると馬鹿馬鹿しいシーンが凄い好きです、まあ主人公と村正の絡みが好きっていうのもあるんですけど無価値や無意味に絶望してそれを受け入れる己の弱さに気がついて受け入れる人間臭さがいい。
またそういう生き方もいいと思うのですがそれでも悪鬼村正として生きていくという選択の重みと救われない不条理がこのシーンによって重みを増すスパイスになっていているとも思いました。
まとめ
血生臭い世界観と濃いキャラーがマッチして長いストーリーにもかかわらず飽きを感じさせない演出は「凄い」の一言でしか言い表す事が出来ないと思います。
キャラクターも生き生きとしていて見ていて嫌いになれるキャラはとことん嫌いに好きなキャラはとことん好きになれるぐらいの濃い描写も特徴だと思います。ちなみに僕の好きなキャラは三世村正です。クッソ可愛いので主人公が新しい性癖に目覚めそうになるのも頷けます。
べた褒めなのですが欠点もあってちょっと「善悪相殺」の疑問を投げかけ過ぎているかなと思います。最初の英雄編でもうプレイヤー側は善悪相殺の意味を理解しているのにしつこいぐらい毎回主人公が悩み始めるのでまたかよって感じることはありました。
あと光の目的である父親を取り戻すことの重みがいまいち描写不足かなーと思います。意味はわかるのですが共感はちょっとしずらかったのでそこが惜しかったです。
世界観はファンタジーだけどシナリオは現実的かつ血生臭いという独特な雰囲気がマッチしてめっちゃ濃いです。これほど濃厚かつ重圧なエロゲーはなかなかないと思います。
まだプレイしたことのない人は体験版をプレイしてみることをお勧めします、雰囲気だけでも感じてそこからこの作品の魅力を感じとってプレイしてみて欲しいです。
4,800円
最高に可愛すぎる幼馴染|アイカギ 感想
ゲーム概要
高校3年生の大学受験前に主人公がひょんな事から一人暮らしの幼馴染と同棲することになりそこから仲を深めていく内容です。
主人公に何か特別な力や特殊能力があるわけでもなく、ヒロインにもトラウマを抱えていたり事件が起こるわけでもないので安心してイチャイチャ全開なムードを楽しめることが出来ます。
Amazonで新品が約2500円のロープライズなゲームだけあってプレイ時間は6~7時間といったところ。
ストーリーは変にこだわらずあくまでも王道展開で、ヒロインの可愛さとCGに力を入れている印象でした。
自分はパッケージの汐栞ちゃんに惚れて買ったので正直「シリアスなんかいらねえイチャラブ見せろ」って感じだったのでまさに「こういうのでいいんだよこういうの」でって感じです。
全体的な感想
このCGをみて可愛いと思った方は是非買いましょう。損はないと保証できます。こういう照れながら袖を握ってきたり、照れ隠しにポカポカ叩いたりするシーンは最高に萌えました。
実はプレイしてから時間が結構立っているので内容が曖昧にしか思い出せないのですが、汐栞ちゃんが可愛いand癒しだったということは覚えています。
主人公に一途でデレデレっていうところがまたよくて主人公にアピールしたいけどどうすればいいのか分からない様子は見てて微笑ましい、でも結局天然で色仕掛けしていたので主人公側はきっと股間に悪かったでしょうね。
まとめ
ロープライズの短所はシナリオが短いことですが、このゲームはイチャラブしかしていないかつ濃厚なので短いことによって胃もたれせずにサクッと出来る丁度いい長さと話の濃さだったなと思います。
自分はパッケージを見ての衝動買いだったのですが期待以上に萌えることができたので萌える作品がやりたいとかエロゲやりたいけど話が長いのは時間がなくて出来ない人などにおすすめできると思いました。
今更だけど『天神乱漫-LUCKY or UNLUCKY!?』をプレイした感想
全体的な感想
本当に今更なのですが先日発売された「リドルジョーカー」をプレイしましてゆずソフトの作品をもっとやりたいと思いプレイしました。でも面白いゲームやるとそのメーカーの過去作をやりたくなる心境はエロゲーマー共通の心理であると思われる。
発売されたのが2009年のちょっぴり古いゲームなのですがゆずソフトのキャラ萌えだいいちの雰囲気は昔から変わっていなく今のゆずソフトと比べても古さを感じさせないゲームだと思います。
内容は全体的に明るい学園ものなのですがパロディネタ多めで今となっては古い懐かしいネタや今でも使われているネットスラングのようなものが散りばめられていたので、そういう意味でも面白い作品でした。
システムはこの年代のゲームにしては快適すぎるほどだと思います。動作も重くなくグラフィックもHD画質とはいきませんが、1280×720あるので十分だと思います。
ゆずソフトの過去作をやってみたい方や明るい雰囲気でパロディネタ多めのゲームをお探しの方におすすめです。
(以下ネタバレ注意)
卯花之佐久夜姫(うのはなのさくやひめ)
神の定期試験を受けに地上に宅配便でやって来た土地神様、神様だからなのか本名が長いです。
このゲームの魅力は正直このキャラと主人公の絡みが面白いことにあると思うぐらいいいキャラしてました。主人公いじるときの声の感じとかセリフ回しが可愛いくニヤニヤしてしまって見ていてあきませんでした。
シナリオはギャグ多めでたくさん笑わせていただきました。でもシリアス展開に入っても王道展開でキッチリと締めるとこ締めてきたかんじで後味スッキリって感じで、満足感ありました。
ルリ
ロリ枠、ちょっと危ない感じがする。主人公の天罰の原因に大きく関わっていたのは予想外でした。
シナリオは天罰がらみのシリアス多めでしたが途中から昔の友と遊んでばかりで主人公放置気味にされていたのはちょっとかわいそうだったけどそれでもルリのために行動する主人公の男っぷりに惚れるルートでした。
佐奈
ゆずソフトにしては珍しい?妹キャラです。主人公に対してのデレデレっぷりは最高でしたね、結構な頻度で登場する早口セリフは声優さんスゲーってなってた。
シナリオはシリアス多めって感じ、主人公にベタベタくっついてくる感じとか甘えてくる感じは最高に萌えさせていただきました。途中の「お兄さんお暇ですか?」みたな兄妹漫才のようなテンポのよいセリフ回しなどギャグシーンも多めなので読みつかれることなくサクサク終わってしまいました。
葵
これほど王道な幼馴染は最近のゲームだと逆にみられないかも、朝おこしに来ていたら完璧でした。
シナリオは前半の分身うんぬんの話は正直少し分かりにくかったかなって思う(僕がただじっくりと読んでいないだけかもしれない)、後半はゆずソフトらしいイチャイチャ全開って感じで。
全然関係ないんですけど、なんか昔のちょっと凝ってる幼馴染SSを読んでる気分になって懐かしかったです。
まひろ先輩
シナリオ前半で太宰治の人間失格を落とした時はもう内心「あ~まじか~先輩」みたいになってましたけど想像以上に重症な人だった...
主人公に対して行って来た行為は正直言って最悪の一言に尽きるのですが、僕は先輩みたいな人に共感もしました。人と違う価値観をもっているけど人と合わせなければいけない、でもそれは自分の本心を殺してしまいストレスになってしまう。
僕もそういう事を考えている時がありましたけどそれって結局人から嫌われたくないっていうだけなんですよね。そう思うことは当たり前で悪いことではないなのですがその気持ちで自分を殺すことはないと気がついて嫌われても自分を見せていって本音で語れる仲間が1人でもできればそれで良いんだと思います。
まとめ
僕はヒロインの中ではやっぱり咲夜さんが一番好きです、小悪魔っぷりがたまらん。
あとOPは荒ぶる天神乱漫のポーズで有名ですが、曲自体はEDのMUGEN∞MIRAIの方が好きですね~イントロが凄い癖になる。
全体的にギャグシーンが面白くてやっていて疲れとか感じずにサクサクできました。ゆずソフトはもっとこのゲームみたいなギャグ多めのゲームを作ってほしいなあと思いました。
6,995円
主人公がメインヒロイン|オトメ*ドメイン 感想
全体的に
あらすじ:主人公が女装してお嬢様学校に通う話。
女装主人公ってありがちに見えちゃうけど実はあんまり見ないのでプレイ前の期待は高い方だったのですが、立ち絵やCGの感じが凄くよくてどのキャラ(主人公含め)とても可愛くて萌えさせてくれました。
ただシナリオは良くも悪くも目立つ場面はなかったです。まあキャラゲーはキャラに萌えることができれば百点満点だと思っているので自分的には絵が好きとかキャラが気になるなら買いだと思います。
システムの面は、右に出てくるバーでセーブができる便利機能や選択肢スキップなどがあるのでストレスフリーで快適にプレイできました。
攻略時間は毎日ちょくちょく攻略していたので測ってはいないのですが普通のエロゲーと同じ位の20~24時間ほどだと思います。
湊君:主人公
いやあ嫁にしたいですね(直球)。今作のメインヒロインであり風莉お嬢様のおし〇こ処理したり、ひなたちゃんや柚子さんに振り回されたりする苦労人ぽじ。そのヒロイン力は公式でHシーンの視点をヒロイン視点で湊君の表情が見れる神パッチがある始末。
個人的にはルートによってヘタレ度合いがひどかったのでもうちょい男らしい一面を持たせてもよかったと思う。
ただあまり男らしい一面を持たせなかったのは主人公がヒロインを攻略するのではなく、攻略される感じにしたかったのかな~とも書いていて思ったり。
風莉お嬢様
開幕放尿シーンはまじでゲーム間違えたかと思いました(笑)理事長でありボトラー。
シナリオは湊君好きすぎて終始暴走している感じが凄く可愛くて面白かったです。そして暴走ぎみのお嬢さまに流されていく湊君も可愛い。
個人的にお嬢様が一番好きです、淡々とした大人しい喋り方とかHシーンの攻めっけのある感じが凄く好き。
あと立ち絵の寝起きの髪ボサボサな感じとか好きなんですけどわかってくれる人いますよね?
柚子さん
初見は大和撫子に見えたけど直ぐにその幻想をぶち壊してくれたキャラ。汚部屋はちょっとなあ....でも主人公をからかって遊ぶお姉さんキャラっぷりは見ていて面白可愛い。
シナリオはちょっと残念でしたね、いい感じの雰囲気に無理やりシリアス入れた感じがヒシヒシ感じられてキャラの魅力をつぶしてしまった感じがあってすごく残念。
ひなたちゃんとの掛け合いは見ていて微笑ましいかったのでもっとやってほしかった。
東方将軍ひなた
実は一番まともなんじゃないかっていうキャラ。中二病後輩キャラ、ドイツの制服は某艦〇れのビス〇ルクに見える。
シナリオの昔の友人とのすれ違いは見ていて辛かったです、昔の気が合う仲間と久しぶりに会ったら相手が変わったのか自分が変わったのか気が合わなくなっちゃうっていうこと誰でもあると思います。だからこそ湊君の本当の自分がどこにいるのかという話は凄く共感しました。
まとめ
キャラが好きとか絵が好きなら買いだと思います。ただし主人公が女装に慣れすぎているのであんまり女子高に潜入するドキドキ感はありませんでした。
ホントにどのキャラクターも可愛いので頭空っぽにして萌える作品をお探しの人にお勧めです。
【メドレーに絶対入っている】エロゲソング名曲ランキング TOP30
現在大量にあふれかえっているエロゲソング、アニソンとどこか雰囲気の違う独特の魅力にエロゲユーザーでない方もエロゲソングは聴いている方も多いと思います。そこで今回は「これは絶対に名曲メドレーに入っているだろ!」という有名な曲を集めてランキングにまとめました。
※順位:曲名/ゲーム名 です。
エロゲソング名曲ランキング TOP30
1位:キスのひとつで/ちいさな彼女の小夜曲
この曲は 文句なしの1位でしょう!
動画の再生数も約200万再生とほかのエロゲソングとは一線を画しているのがわかると思います。静かなラブソングだと思っているとだんだんとヒートアップしてサビで爆発する熱い展開はいつ聴いても気持ちいです。
またjoysoundのカラオケに入っていますので歌うとめっちゃ気持ちよくなれます。