昔ながらの王道学園もの|大図書館の羊飼い 感想

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プレイ後感想

結論から申し上げますとめっちゃ面白かったです

私がこのゲームをプレイする前の印象は「どうせ主人公がイケメンの王道学園もので、ぶっちゃけただの萌えゲー」みたいな感じでそこまで期待はしていませんでした。

じゃあなんで買ったのかって言いますとパッケージのつぐみちゃんに釣られました(真顔)。あとはオーガストべっかんこう)さんのムチムチで抱き心地良さそうな絵が好きだからです。

そんな期待値ほぼ0の状態で始めたのですが、数時間後にはすでに図書部の活動でイキイキしているキャラに引き込まれている自分がいました。

 

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このゲームは確かに王道でただの萌えゲーとも言えると思います。ですがこのゲームは登場人物が抱える人間関係の悩みを非常に丁寧に描写しており、図書部をただの仲良し集団ではなく「現実に近い距離間の友人グループ」だと感じることができます。

あくまでもエロゲーであるので主人公の異常なモテ方とかは現実のげすらないのですが図書部員たちの人間関係と距離間、居心地の良い雰囲気は非常に丁寧に作られているのでキャラクターというか図書部に愛着がわく感じです。

図書部のメンバーによる掛け合いや漫才も大変面白く賑やかな雰囲気が画面越しに伝わってくるようで、ずっとニヤニヤしていました。

 

ゲーム概要

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システムも非常に快適で、高速スキップや選択肢スキップ、マウスジェスチャーも搭載して更に設定画面のUIも見やすく文句が無いですね。流石オーガストといったところ。

 

グラフィックは発売時期から考えると仕方ないのですが1920×1080に対応してい無いのが残念でした。1280×720もまあそこそこ綺麗なんですけどフルHDになれるとどうしても見劣りしてしまいます。

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シナリオは図書部の活動を通してヒロインと仲良くなる普通のルートと主人公が羊飼いとかかわっていくルートの大きく二通あって大変ボリューミーでした。ヒロイン一人につき2ルートあるってわかったときはビックリしました。

普通のルートでは佳奈すけと御園、玉藻とつぐみの三角関係が出てきて三角関係が苦手の私は心が痛かった。心理描写がしっかりとしている中で三角関係ぶっこんで来るからドロドロさも倍率ドンですよ。

羊飼いルートでは主人公が人との距離を詰められなくなった理由が語られるのですが、非常にいい話でした。あまり熱くないクールキャラの主人公が自分を見せて心から言葉を出す様子は非常に感動と共感ができて面白かったです。

 

ヒロインたちはメイン5人サブ3人の計8人となかなかの多さで多岐川さん以外攻略できるようになっていました。ちなみに

僕が一番好きなヒロインは白崎つぐみちゃんです!!

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正直嬉野さんや佳奈すけもすごく好きなんですけど、つぐみちゃんの上目遣いと甘えるときの言葉はマジで萌え死ぬ。まさに大天使ツグミエル

 

まとめ

おすすめできる人:良質な萌えゲー、雰囲気がいい作品、ニヤニヤしたい方

プレイしていてやっぱりオーガストの作品はクオリティ高いなあって思います。システムもCGもシナリオも音楽も作りこみが凄いんですよね。真剣に「ゲーム」をつくっているんだなって感じます。

音楽に関してなのですが羊飼いの限定版についてきたJAZZアレンジCDがかなり本格的なJAZZアレンジに仕上がっていて凄く聞きやすくて落ち着くいいアルバムなので一度聞いてみて下さい。

 

購入を検討中の方へ

大図書館の羊飼いにはFD(ファンディスク)が2つあるためどれを購入してよいのか迷うと思います。

FDは大図書館の羊飼い〜放課後しっぽデイズ〜』が登場人物もすべて違う外伝、スピンオフとなっており、『大図書館の羊飼い -Dreaming Sheep-』が「放課後しっぽデイズ」と含めた大図書館の羊飼いすべてのキャラのアフターとなっています。

 

本編を購入したい方はダウンロードの場合は下のDMM様で独占配信しているため下のリンク先で購入していただければよいかと思います。

 

 

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