【2019年】プレイしてよかった新作エロゲ 5作品

 

本記事は未プレイの方向けに書いていますので、ネタバレはなしの方向性で書いております。

 

新作エロゲの魅力

今年も、もう9月で2019年も残すところあと少しといったところですので....

少し早いですが、今年のエロゲ界を振り返って僕がプレイした中での2019年発売のベストエロゲを決めていきたいと思います!

年々衰退しているといわれているエロゲ業界ですが、作品のクオリティ自体は上がり続けていると私は思っています。

ネットのおすすめエロゲ情報ですが、実際のところ私のブログも含め過去作品の名作が紹介されることが多いです。

ですが、私は新作品のエロゲをプレイするときにはいつも「過去作にはないクオリティと美麗なCGだなあ」って思いますし、

何よりゲーマーの皆様ならわかると思いますが”新作ゲーム”っていうのは発売してすぐにプレイすると「俺が最先端だ...!」っていう謎の高揚感があるのがすげえ魅力だ思います!(僕だけかもしれませんが)

まだあと3か月ほどある2019年ですが、まだプレイしていない気になる作品やこれから発売される期待の新作をどんどんプレイして楽しんでいきたいと考えています!

 

2019年に発売、プレイして面白かった新作エロゲ

 

 月の彼方で会いましょう/tone work's

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あらすじ

――2年生の夏、青春の日々。彼女たちは誰よりも気まぐれで、誰よりも謎めいていて、そして誰よりも美しかった。初めての恋。甘酸っぱい思い出。心残りと共に、夏の日は過ぎ去っていった。――25歳の夏。気がつけば、サラリーマンになっていた。空を見上げながら、ふと夢のような日々のことを思い返す。懐かしむように、かつて学生時代に使っていたスマートフォンを起動する。メッセージアプリを起動すると、自分自身にメッセージを送ってみる。「後悔するぞ」かつての自分に向けた、届くはずのない想い。しかし、スマホは振動を返した。「いきなりなんだよ?」それは、過去の自分自身からのメッセージだった……。

 

俺が現時点で選ぶ今年のベストエロゲはこれ!

マジで面白かったので非常におすすめです!

 

まず第一にシナリオが素晴らしかった.....

””過去と連絡を取れるのならばあなたはどうする?”がコンセプトとなっており、主人公が過去と連絡の取れるスマホを手に入れることで過去の後悔を解消することが中心のストーリーとなっています。

過去と未来の2つの時間軸が交差しあうストーリー構成は圧巻でライターさんの腕の高さを感じる作品だった印象です。

 

CG、立ち絵、背景などの書き込みも素晴らしく万人受けする絵柄とクオリティの高さで、キャラクターとシナリオを立てていたと思います。

攻略可能なヒロインは7人と少し多めとなっておりどのキャラクターも個性がしっかりとありめっちゃ萌えれますし可愛いし、それぞれのヒロインによって主人公の「後悔への向き合い方」が異なっていたのが面白いなあと感じました。

 

プレイ時間も特別長いわけではなく普通のフルプライスゲーで、文章にも癖がなく読みやすいのですらすら攻略できる点からエロゲに慣れていない初心者の方にもおすすめできます。

 

個人的には文句なしの2019年ベストエロゲ1位だと思っています!

 

詳しい感想

hihima.hatenablog.com

 

9-nine- はるいろはるこいはるのかぜ/ぱれっと

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あらすじ

園都市である白巳津川市で新海翔は、普通の学生らしい平穏な生活を送っていたが、大地震で白蛇九十九神社の神器が壊れ、異世界と繋がってしまい、そこからから流入したアーティファクトをきっかけに異能に目覚めた少年少女、アーティファクトユーザーたちの巻き起こす数奇な運命に巻き込まれていく。

 

The 中二病ゲー

なんか今の異世界転生して「俺なんかやっちゃいました?」系ではなく、どっちかというと数年前にはやった「異能バトル系」です。

 

9-nine-シリーズは3部作となっていて本作の「はるこい」は3作目の現時点で一番後にでた新作です。

ぱれっと公式さんは「どの作品からプレイしても構わない」とおっしゃっていますが、僕は絶対1作目から順番にプレイしていかないとこの作品の面白さがわからないんじゃないかなあと思います。

「はるいろ」は過去の2作で張ってきた伏線を一気に回収していった作品であるので、正直本作だけやってもストーリーはわかるけど「伏線回収」のポイントがわからないと思うので.....

 

中身は「異能バトルもの」でありながら”古き良き萌えエロゲであり燃えエロゲ”でした。

昔のエロゲ特有の「ノリ」が垣間見えつつも、難解過ぎない程度の伏線をいくつも張っていって次の展開にわくわくする雰囲気はどちらかというと古いエロゲっぽいどこか懐かしい雰囲気だった印象。

ですがCGやBGMはかなり作りこんでいてEROシーンでは「キャラが動く」という実用性たっぷりな機能も搭載しているなど最新のエロゲ機能をふんだんに使っています。

 

攻略可能はパッケージの青髪の春香先輩1人でしたが、めっっっちゃ萌えました.....

いろいろ言いましたが、9-nine-シリーズのヒロインとの会話のテンポの良さとギャグの面白みは絶対好きな人多いですよ!

 

詳しい感想

hihima.hatenablog.com

 

 

 

抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか? 2/ Qruppo

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あらすじ

それは、あったかもしれないグランドストーリーの後――青藍島を救い、真ドスケベ条例を生み出した主人公……橘淳之介。彼はかの"ドスケベ戦役"以降、"鋼鉄の6人"のひとりとして、島の英雄となっていた。激しい戦いの日々を懐かしく思いながら、NLNSの仲間たちと穏やかに過ごす毎日。真の共存を勝ちえ、こんな毎日がこの先もずっと続いていく。 ―― ……そう、信じていた。そんなある日のこと。変態紳士の集うSNS"Onatter"で知り合った友人と、オナホールのデータを交換した淳之介。しかしそのオナホの快感はあまりに凄まじく、シゴく手が光の速さを突破してしまう。そしてたまたま居合わせたSSビッグスリーと共に、激しい光に呑みこまれ、別世界へと転移してしまった。その並行世界とは、淳之介が"性帝"と呼ばれ畏怖され、SS副会長として絶亭的な地位を築いている幻の桃源郷であった。古きドスケベ条例の残る青藍島で、彼らは……。淳之介は無事に元の世界へと帰還することができるのか?SSビッグスリーと共に、新たな闘いが始まる――

 

みんな大好き「ぬきたし」の続編です。

「FDじゃないの?」と僕も思いましたが、公式のラジオで「最初はFDだったけど作っていくうちに量が増えすぎて続編になった」とまさにQruppoスタッフらしい理由での続編だと思いました(笑)

 

プレイして驚いたのが「前作よりもクオリティが上がって面白さが増している」ところだったと思います。

正直前作が面白すぎたので続編とか蛇足だろって思っていましたがそんなことなかったです。むしろないと困る

まずぬきたしの一番の面白みのパワーワードが増量していました。

前作であんなにネタを出していたのにまだこんなに面白いネタを作っていけるあたりマジで天才だと思う.....

そして各キャラクターとの話ですが「キャラに愛を入れて作っている感」がめっちゃ伝わってきました!

 

プレイヤーが求めていることを”わかっている”ので、FDとしても続編のストーリーとしても文句はなくて、ホントにありがとうございますって感じです。

そして全部のCGを開放するとできるラストのミニストーリーがマジで良いので、前作やった人はこの話のために買ってもいいぐらい

 

とにかく下ネタ全開でごり押ししてくるゲームなので下ネタ好きは絶対好きだと思います!

 

 前作の感想

hihima.hatenablog.com

 

 アオナツライン/ 戯画

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 あらすじ

春が終わり夏に向かう5月。主人公・及川達観と、幼なじみの向坂海希、悪友の榊千尋からなる仲良し3人組の間では、夏休みの計画をどうするかという話題が持ち上がっていた。そんな折、達観に接触してきた世間知らずのお嬢様である仲手川結が彼らの計画に興味をもってグループに加わることに。さらに結が下級生の椎野ことねをグループに引き入れ、グループは一気ににぎやかになった。5人はときに衝突しながらも、夏休みの計画を通じて仲を深めていく。そして達観と他のメンバーとの関係も、少しずつ変化していくのだった。

 

古くから様々な名作を作ってきた戯画が「王道青春学園もの」にもう一度向き合った作品 。

 

内容はもうさすがとしか言いようがないクオリティでCG、BGM、シナリオどれをとっても優秀で万人受けする内容だったと思う。

ホントにコンセプトがはっきりしていて「夏!友情!恋愛!」とほんとに等身大の青春を描いています。

近年のエロゲにありがちな王道に少しスパイスを加えたり新しい道を模索する方向性とは真逆の方向性は「王道の良さ」をもう一度再確認させられました。

 

こういった青春もので私が重要だと考えているのは、人との距離感の描写でキャラクター個人の心理描写の書き方で面白さが分かれてくると思うのですが、

そこはさすが戯画というか心理描写はばっちしで見ているこっちが揺さぶられるような衝動をずっと受けているようで、盛り上がるシーンとかだと完全に魅入られていてゾーンに入っていました(笑)

プレイ時間は大体20時間いかなかったぐらいで、フルプライスの中では短めでサクッとできた印象。

 

古くからエロゲを作ってきた戯画だからできた、この時代に似合わないド直球な青春物の新しい良作だと思います。

 

 詳しい感想

hihima.hatenablog.com

 

 

 お兄ちゃん、朝までずっとギュッてして! 夜までもっとエッチして!/Tinkle Position

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あらすじ

『まだまだずーっと、妹とハグしなさい』妹みんなと仲良くなったクリスマスマスから数日後。お正月へ向けて、妹と一緒の日々を満喫する女未家一同。日がな一日妹とイチャイチャ、夜は添い寝でエッチして、忘れず毎日ギュッてして……そんな女未家の変わらぬ日常に、もうすぐ新しい年がやってくる。日常なのだけれども、ちょっとだけ特別な3日間。『お兄ちゃん、朝までずっとギュッてして!』のハーレムENDのアフターストーリー。去年よりもっと仲良くなった妹たちと、もっと仲良く寝正月。いっしょに過ごしてみませんか?

 

個人的にもっと評価されるべきエロゲNo.1

 

タイトルの通り妹ものですがこのゲームはそこら辺の妹ものとは違い、妹のすばらしさを凝縮して上澄みだけを厳選して抽出したような濃厚な妹ものです。

私は特段「妹ものが好きだ!」って感じではないのですが、このシリーズをプレイしてから自分の性癖が少しねじ曲がりました...

 

このゲームがそこらへんの妹ものと大きく違う点が「妹に対するこだわり」が良い意味で強すぎることだと思います。

初回盤についてきた製作者インタビューを読むとわかるのですが、妹1人1人の服装や言動、行動など素直に「やべえ」って思うぐらいスタッフが愛を入れまくって作っているおかげで

非常に萌えれます

 

妹とロリに強烈なこだわりを持ったプロフェッショナル達が「妹萌えとは?」をとことん突き詰めて考えて作ったことで完成した「究極の妹もの」であるといえると思います。

コンセプトや作品の軸をぶれずにこだわり作った作品は面白くなるんだなと感じる作品でした。

 

 前作の感想

hihima.hatenablog.com

 

 2019年新作エロゲをプレイして思うこと

こうしてまとめて改めて新作を見てみると古い作品に比べてシナリオやCGのクオリティが高く「凝っているな~」って思う作品が多いと印象。

まだ今年も3か月ほどあり、12月にはみんな大好きゆずソフトから新作がでると発表がありまだまだ期待の新作も出てくるので熱いです!

 

hihima.hatenablog.com

 

これから気になっている作品を中心にプレイしていって、この記事をさらに更新して作品の魅力をより詳細に伝えていきたいと思います!