【感想】無料でできるギャグエロゲ!|『キミトユメミシ』
『キミトユメミシ』 評価
73点
理由:ノリのいいギャグゲー、全体的にテンポがよくて、キャラたちの掛け合いが聴いているだけでもかなり楽しいゲームでした。
特に夢パートでの、各キャラクターのぶっ飛び具合とおまけパートでのふざけすぎている感は最高(笑)
ただシナリオが微妙で、特に面白いとは思わないし、感動もしない。かといってイチャイチャ一辺倒にもしない、中途半端なかんじで終わってしまったので残念なキャラゲーという印象。
『キミトユメミシ』 紹介
他人の夢をのぞける主人公が、ヒロインたちの夢を除いていくお話。
とは言っても、このゲームはストーリーを楽しむというよりかは「ギャグ」が中心のゲームで、キャラクター同士(特に親友のモモケン)の掛け合いが面白すぎるのでそれを楽しむゲーム。
というか、ヒロインよりもモモケンとの絡みが楽しすぎるし、モモケンがすべてのルートにおいてファインプレーしかしない、超イケメン&いい奴すぎて正直ヒロインよりも好き。事実上のモモケンゲー
そして、なんとこのゲーム、現在DMMで無償配布されており、無料で遊べちまうんだ!
なので、興味があろうがなかろうが、とりあえず貰っておいて気分が出てきたらプレイすればOK。
『キミトユメミシ』 シナリオ感想
ストーリー自体は面白くはなかったです、共通ルート、個別ルートともにストーリーが安い学園ドラマみたいで全く感情移入も共感もできなかったです。
どこか別のドラマやゲームで見た、使いまわされた普通の感動するっぽい話をとりあえずやってみました感があって、そこに一人練り加える作業が不十分というか、オリジナリティが欠けている印象でした。
正直、ここまで面白みがないストーリーだと、無言でデータを消去するレベルなんですけど、このゲームはそれをカバーできるほど「キャラ同士の掛け合い」、いわゆるギャグが面白いと思いました。
天才の考えるキャラデザだと思う
下ネタカタパルトとか処女膜教授、みたいな中学生が考えそうなギャグをドンドン、ぶち込まれるあたりが最高でした。
あとはビックリマーク(!)の使い方が天才だった、主人公のボイスがないのが逆に味になっていて、シンプルに読んでいて面白い。
上の画像の処女膜教授のセリフの通り、「悪ふざけに命を懸けている」ゲームで、そこを楽しむゲームだったと改めて思います。
『キミトユメミシ』 まとめ
Laplacianさんのゲームは初めて遊びましたが、キャラ同士のノリやテンポの良さは、他のギャグゲーメーカーの中でもクオリティが高いゲームだと感じましたので、今後、Laplacianさんのゲームで面白いものを探したいと思えるようなゲームでした。
無料でこのゲームが遊べるって凄いことで、良い時代になったモノだなあとしみじみ感じます。